オリジナリティーにあふれる「カルタ」が福岡県内各地で誕生している。健康づくりに生かしたり、地域の歴史を学んだり。多様な使い方で親しまれている。 日常の注意を五七五で 「あらたいへん テレビの前が指定席」「車でね 5分の距離は歩きましょ~」 古賀市の「地域活動サポートセンターゆい」で、地域の詩吟仲間が「介護予防川柳カルタ」を楽しんでいた。 介護予防について、楽しみながら意識を高めてもらおうと市が20 ...
福岡市南区にある照天神社は、ある“変わったもの“をおまつりし、奉納する習慣があるという。それは二股大根――。おまつりする対象はあまたあれど、どうして大根? それもなぜ二股なのだろうか? さっそく訪ねてみた。 野多目大池のそばに 照天神社は、福岡市内で最大の農業用ため池・野多目大池のそばの小高い丘にある。一帯にはクスノキやスダジイなど市指定の保存樹が26本あり、「鎮守の森」として地元の人たちに親しま ...
西日本鉄道は9月19日、来春開業する福岡市・天神の大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング」(ワンビル、地上19階・地下4階建て)の外壁に設置したアート作品を公開した。 ビルの北西側の壁面(縦12メートル、横8メートル)にステンレス製の大小9個の梅の花(最大直径1.4メートル)を配置。周辺に植物を植え、都心にいながら緑を感じられる空間にした。夜間はLEDライトで周囲を彩るという。 作品を手掛けた ...
福岡県直方市のまちおこしグループ「直方を熱くする会」のメンバーらが、楽器を演奏しながら練り歩く「チンドン隊」を結成し、中心商店街で毎月5日に開かれる「五日市」に登場して買い物客らを喜ばせています。「街を元気づけたい」と有志3人で2020年に始めたところ、賛同する仲間が加わり、五日市の”名物”として定着しています。 商店街に元気な音色 JR直方駅の周辺にある四つの商店街(古町、殿町、明治町、須崎町) ...
福岡県柳川市の西鉄柳川駅西口の「からたち名店街」にある観光案内所(からたちスペース)に、黄色の毛せんを敷いたひな飾りが登場した。黄色い花や房をあしらった「さげもん」も並び、訪れる観光客らを楽しませている。 同市観光協会によると、柳川地方では9月9日の「重陽の節句」に合わせ、黄色い毛せんにひな人形などを置いて虫干しにして、長寿や健康を祈る風習があることから企画した。 ひな壇には人形が飾られ、周辺には ...
北九州市漫画ミュージアム(小倉北区)の来場者数が開館から12年で100万人に達し、同館で9月19日、記念式典が開かれた。8月28日に100万人目となっていた同市在住の会社員、高柳花さん(25)らが出席し、くす玉を割って祝った。 開館から12年で! 同館は2012年8月に開館した。高柳さんは中学生の頃から来館を重ねており、当日は生後2か月の長女を母親に預け、会社員の夫、大志さん(24)と一緒に訪れた ...
北九州市の門司港レトロにミニチュアアートの楽しい世界がやって来る。ミニチュア写真家で見立て作家・田中達也さんの展覧会「MINIATURE LIFE展 -田中達也 見立ての世界-」が、10月5日から門司区西海岸1の旧大連航路上屋で開かれる。2025年1月13日まで。 田中さんは、日用品や食品サンプルなどを別のものに見立て、ジオラマ用の人形と組み合わせてユーモアあふれるアート作品を創作。全国各地で作品 ...
福岡県糸島市の里山に鎮座する神在(かみあり)神社は、境内のそばに「神石」と呼ばれる巨大な石がある。この石は、人気漫画のワンシーンのモデルになったのではと話題になったり、近くの宝くじ売り場から驚きの大当たりが出たり――と周辺で様々な”想定外”が起こり、パワースポットとして脚光を浴びている。 林に守られた巨石 魏志倭人伝に登場する「伊都国」があった地として知られる糸島市。神在神社が造られたのは572年 ...
第46回西日本陶磁器フェスタが9月19日、北九州市小倉北区の西日本総合展示場で始まった。全国29都道府県の窯元など235社の焼き物、工芸品約5万点を販売する。能登半島地震で被災した石川県の九谷焼や輪島塗を紹介する「石川伝統工芸コーナー」を設けている。 フェスタは1979年に始まり、秋の恒例行事として定着。同コーナーに食器類など約150種を並べた同県能美市の九谷焼窯元「九谷百万石」代表の吉田正一さん ...